古いカメラを入手
Hard Offでジャンク品を見ていたらとっても古いカメラを見つけました。
リコーのカメラで35Lって言うんだそうです。
1962年に発売されたというから48年前のもの。(こいつは寅年生まれなのか・・)
なんか子供のころ、大人が誇らしく首にぶら下げてたカメラみたいで思わず買ってしまいました。
露出計は明るさに応じて針が振れているので生きているようです。(精度は?ですが・・)
家に帰ってファインダーを覗いてみるとハーフミラーが剥げ剥げ。
まともにピントがあわせられません。
ネットでカメラレストアのページを探して、修復方法を調べました。
なんと車の窓ガラスに貼るミラーフィルムを貼って代用するのだそうです。
ほんのちょっとしか使わないのに49cm×1.5mのフィルムを買っちゃいました。
慎重にカメラを開けてハーフミラーを修復。
二重像は見えるようになりました。
ところが、ピントを合わせようとしても像がまったく動きません。
ZIPPOのオイルで稼動部を清掃すると良いとのこと。
恐る恐るやってみたら動くようになりました。
二重像ぴったり合う位置がカメラの距離表示の目盛り表示と同じ
かどうか確認したら、ほぼぴったり。何とか修理できたようです。
そして、ようやく試写!
ガム君と散歩に出かけるときに持ち出して、撮ってみました。
現像が出来上がるまで心配だったけど、何とか普通に撮れるみたいです。一安心!
あとはもっとちゃんと撮れるよう自分の腕を磨かなきゃね。
正月休みのいい暇つぶしになりました。
それにしても昔の機械ってすごいですね。50年近くたったものがこんなふうに動作するなんて。
今使っているデジカメ、10年後に使えるのかな?50年後に修理できるんでしょうか?
本当の「エコ」って何なんだろ。ちょっと考えさせられました。